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2022/06/23 14:34
製作者である私は、妊娠前からハンモックヨガのインストラクターとして活動していて
この度、2022/6月にOMYOGAさんにて、RYT200のライセンスを取得しました。
OMYOGAでの【中立】という学びが、この手編みの温活ソックスを製作する上でとても大きな基礎になっています。
そこで、今日ここに書きたい1つ目のこだわりが、
【足裏の拇子球(親指の付け根)と小指球(小指の付け根)とかかとがソックスの毛糸に覆われないこと=外に出ていること】です!

なぜこの3つが大事なのかと言いますと、
この3つ(ヨガのポーズを行う時は、かかとの内側と外側も意識するので4つ)が足裏のアーチを作り出してくれているからです。

この3つは体重のかけ方によって、
●扁平足→爪先重心で、足裏のアーチがない状態。足裏からの衝撃がダイレクトに伝わり、特に足首に負担がかかりやすい。
●外反母趾→ハイヒールをよく履く方に起こりやすい。足先にだけ体重がかかっている。
の原因にもなります。
逆を言えば、この3つのアーチが綺麗にあると、足裏からの衝撃を吸収・分散してくれるので、体に負担がかかりにくいです。
しかしクロックスなどのスリッパ(トイレスリッパのような形。サンダルは含みません。)を履いて歩くとどうなるでしょうか?
この3つがうまく使えず、どちらかと言えば履物が脱げないように、ずりずりとひきずったり、ぺたぺたと歩いてしまうと思います。
そのような歩き方や体重のかけ方が扁平足や外反母趾につながります。
では扁平足や外反母趾だとどうなるのでしょうか?
特に拇子球がうまく使えないと、歩く時の衝撃を吸収できなかったり踏ん張りが効かないので
膝が本来合って欲しい場所よりも膝が内や外に逃げてしまい、それがO脚やX脚になったり、引いては膝の痛みにつながったりします。
ヨガのポーズを取る時に、「体がグラグラしてしまう」(私もまだまだグラグラしますが...😅)
もちろん筋肉不足や柔軟性不足の問題もありますが、それだけでなく【骨盤が安定していない】ことが大きな理由だったりもします。
なぜ骨盤が安定していないかと言うと...
=脚(太腿やふくらはぎ、スネなど)が安定していない
=足裏が安定していない
ということ!
なのでこの2つの、私生活の面やヨガのポーズの両方から考えても
【足裏の拇子球(親指の付け根)と小指球(小指の付け根)とかかとがソックスの毛糸に覆われないこと=外に出ていること】って
すっごく!すっごく大切なことなんです!
さらにさらに!
足って心臓から一番遠いところになるので、その分血液を送るポンプの力が弱まり、血の巡りが滞りやすい場所。
足先が冷えやすいのはそれが原因の一つでもあります。
冷え性の根本的な解決を目指すなら、まずは【ふくらはぎの筋肉をつけてあげる】ってことも、とっても大切なことです。
でも足裏が全部毛糸で覆われてしまうと、
●踏ん張りがききにくかったり
●足先がうまくつかえなかったり
します...
怪我をしないように正しく筋肉をつけるためにも、この足裏のアーチや部位ってとっても重要なのです。
長くなりましたが、だからこそ、Nukumori Handmadeの「手編みの温活ソックス」は【この3つが外に出ていて、毛糸に覆われていない】
ということを大切にしています。

Nukumori Handmade Yui